マイクロンってどんな会社ですか?
あさって(@dopodomaniii)が解説します
マイクロン・テクノロジーは、従来、PCやサーバー向けのDRAMの製造に重点を置いて来た。その後、NAND型フラッシュメモリー市場に進出を果たした。同社のDRAMとNAND製品は、PC、データセンター、スマートフォン、ゲームコンソール、自動車、その他のコンピューター機器に搭載されている。
✔️ マイクロン・テクノロジー
企業概要
会社名 | Micron Technology (マイクロン テクノロジー) |
---|---|
本社 | ボイシ (米国アイダホ州) |
設立年 | 1978年 |
CEO | サンジャイ・メロトラ (2017年5月–) |
従業員数 | 約40000人 (2020年9月3日現在) |
取引市場 | NASDAQ |
証券コード | MU |
本社地図
世界での半導体メモリーの生産拡大と研究開発に今後10年間で1500億ドル(約17兆円)超を投じると発表した。高速通信規格「5G」対応のスマートフォンやクラウド分野で需要が増える主力のメモリーの生産拠点を拡大し、数万人を新たに雇用する計画。
Nikkei
✔️ 事業セグメント
- Compute and Networking (CNBU)
- Mobile (MBU)
- Storage (SBU)
- Embedded (EBU)
✔️ 買収
- 2013年 エルピーダメモリ
- 2016年12月 イノテラ・メモリーズ(華亜科技)
- 2019年10月 インテルとの合弁IMFTを買収
- 2021年7月 TIへユタ州のリーハイ工場を売却 9億ドル
✔️ 主要顧客
Huawei
当社の総純売上高の約半分は、上位10社の顧客に対する
✔️ 子会社
Powertech Technology Inc. Xi’an
マイクロン・ジャパン
マイクロンメモリグループの中で、DRAM の先端世代生産、次世代技術開発、ならびに製品開発設計の重要な拠点となっている。FAB15(東広島市)は、米国と対をなして新技術開発の重要拠点として位置付けられている。ここでは、十分な量産規模を有しており、開発された新技術を量産に移行する重要な役割を果たしている。製品開発では、DRAM の新世代製品開発、モバイル製品開発の重要拠点であり、マイクロングループを支えている。
✔️ 製品
- DRAM -73%
1α DRAM - NAND -24%
176層 NAND QLC NAND - 3D XPoint
- NOR
- 売上高構成比率
- DRAM:72%
- NAND:25%
- その他:3%。
✔️ 競合
- Intel
- サムスン電子株式会社
- SKハイニックス株式会社
- キオクシアホールディングス株式会社(旧東芝メモリーコーポレーション)
- Western Digital
✔️ 製造拠点
前工程
- 台湾
- シンガポール
- 日本 東広島市
- アメリカ
後工程
- 台湾
- シンガポール
- 中国(西安)
- マレーシアコンポーネント
✔️ 成長性&収益性
2024年3〜5月期の売上高は前年同期比82%増の68億1100万ドルだった。データセンター向けの人工知能(AI)半導体の需要拡大が寄与した。一方、同時に示した6〜8月期の売上高見通しは「76億ドルから上下2億ドルの範囲」と、市場予想(76億1000万ドル)に比べてやや慎重と受け止められた。
2021年12月~22年2月期決算は、売上高が前年同期比25%増の77億8600万ドルだった。市場予想(75億3000万ドル)を上回った。製品別では、全体の7割を占めるDRAMの売上高が29%増の57億1900万ドルと市場予想(54億5000万ドル)を上回った。部門別ではデータセンターや通信向けを含む主力部門が31%増収となった。純利益は3.8倍の22億6300万ドル、と市場予想を上回った。特別項目を除く売上高総利益率も47.8%と市場予想(46.0%)以上だった。3~5月期予想の売上高は85億~89億ドル、レンジの下限でも市場予想(81億4000万ドル)を上回る。
2021年9~11月期決算は、売上高が前年同期比33%増の76億8700万ドルだった。市場予想(76億8000万ドル)を小幅に上回った。
Nikkei
粗利益率
インテルに比べて粗利が低い、メモリという標準品を扱っているからだろう
営業利益率
営業利益が安定していないのは半導体需要の影響受けるからと思う
メモリ半導体の儲けは安定しない
✔️ 株価
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