半導体企業として三井ハイテックってどんな会社でしょうか?
あさって(@dopodomaniii)が解説します
金型・リードフレーム・モーターコアメーカー。ミクロン単位の超精密加工技術をコアに、プレス用精密金型、ICリードフレーム、工作機械(精密平面研削盤)、モーターコア製品(車載・産業・家電用)の製造販売。車載用モーターコアは世界トップ。
✔️ 企業概要 三井ハイテック
会社名 | 株式会社三井ハイテック (Mitui High-tec, Inc.) |
---|---|
本社 | 北九州市 (日本福岡県) |
設立年 | 1949年 |
CEO | 三井 康誠 (2010年4月–) |
従業員数 | 3,602人 (2021年1月31日現在) |
取引市場 | 東証一部 / 福証 |
証券コード | 6966 |
情報通信機器向けの電子部品、車載向けの半導体リードフレームなど電子部品の研究開発に取り組む
世界シェアの6割を占める電動車向けの駆動・発電部品「モーターコア」
✔️ 事業セグメント
- 金型
- 電子部品 →半導体関連
- 電気部品
- 工作機械
電子部品セグメントは全体の約40%
✔️ 製品
- 金型・精密部品
- 工作機械
- リードフレーム
超ファインピッチ
ヒートシンク付きリードフレーム
CSP用インターポーザー
エッチングリードフレーム
スタンピングリードフレーム - モーターコア
✔️ 主要顧客
- トヨタ自動車
✔️ 競合
半導体リードフレーム
✔️ 子会社
- 三井スタンピング
✔️ 製造拠点
- 福岡県直方市
- 熊本県西原村
- シンガポール
- シャーアラム マレーシア
- 天津 中華人民共和国
- 上海 中華人民共和国
- 高雄 台湾
✔️ 買収
- 2014年 IC組立事業を清算
- 2017年 三井電器(現阿蘇事業所)を吸収合併
✔️ 成長性
2024年2〜4月期の連結決算は、営業利益が前年同期比4%増の39億円だった。25年1月期通期見通し(210億円)に対する進捗率が19%に留まった。
2024年1月期通期の連結純利益が前の期比12%減の155億円になったと発表した。従来予想(33%減の117億円)から上振れした。売上高は12%増の1959億円、営業利益は20%減の181億円を見込む。
2023年2〜4月期の連結決算は、純利益が前年同期比53%減の32億円だった。売上高は6%増の452億円だった。営業利益は42%減の38億円。24年1月期通期は従来予想を据え置いた。売上高が前期比17%増の2050億円、純利益は6%減の166億円を見込む。
2023年1月期の連結決算は、純利益が前の期比49%増の175億円だった。会社予想の192億円には届かなかったものの、過去最高益を更新した。売上高は25%増の1746億円だった。電子部品事業の売上高営業利益率は17.5%と前の期比4.3ポイント上昇した。24年1月期は売上高が前期比17%増の2050億円、純利益は6%減の166億円の見通し。
2022年2~10月期の連結決算は、営業利益が前年同期比94%増の184億円だった。一方、8~10月期の営業利益は前の四半期に比べ10%減の56億円となった。
2022年2~7月期の連結決算は、純利益が前年同期の2.4倍となる110億円だった。売上高は33%増の854億円だった。23年1月期の連結純利益が前期比63%増の192億円になる見通しだと発表した。
2022年2~4月期連結決算は、純利益が前年同期比3.3倍の68億円だった。四半期ベースでは6四半期連続で最高益を更新した。売上高は38%増の427億円、営業利益は2.5倍の66億円だった。
2022年1月期の連結決算は、純利益が前の期比4.5倍の117億円だった。24年ぶりに最高益を更新した。2023年1月期(今期)の連結純利益が前期比27%増の150億円になりそうだと発表した。売上高は31%増の1820億円、営業利益は36%増の204億円を計画する。
2023年1月期から2025年1月期まで3年間の中期経営計画を発表した。25年1月期に売上高2300億円、営業利益300億円、売上高営業利益率13%を目指す。3年間で680億円の設備投資を計画、純計算した年間の設備投資額は前期を2割近く上回る。
成長分野と見込む自動車の電動化関連などの電機部品事業と、半導体関連などの電子部品事業の2事業を中心に投資を続ける。
Nikkei
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