【2025年最新版】世界の半導体製造装置メーカーランキングTop15|ASML・AMAT・TELを比較

2025年の半導体製造装置市場は、AI向け先端ロジック、HBMを含むメモリー、先端パッケージへの投資を追い風に拡大しました。SEMIによると、世界の半導体製造装置販売額は1351億ドルで、前年比15%増となりました。

この記事では、TechInsightsの調査を基に、2025年の前工程製造装置(WFE)サプライヤ売上高Top15を紹介します。首位はASMLで、日本企業は東京エレクトロン、SCREEN、日立ハイテクなど8社が入りました。

2025年 世界の半導体製造装置メーカーランキングTop15

TechInsightsによると、2025年のWFE市場は1189億ドルで、前年比11%増でした。ランキングは前工程装置の売上高を基準にしています。

順位企業本社国前年比主な強み
1ASMLオランダ+16.8%EUV・DUV露光装置
2Applied Materials米国-1.9%成膜・エッチング・CMP
3Lam Research米国+27.7%エッチング・成膜・洗浄
4東京エレクトロン日本+1.6%コータ・デベロッパ、成膜、エッチング
5KLA米国+17.8%検査・計測・歩留まり管理
6NAURA中国+33.3%エッチング・成膜・熱処理
7ASM Internationalオランダ+10.9%ALD・エピタキシャル成膜
8SCREEN日本-7.0%ウェーハ洗浄装置
9日立ハイテク日本+27.2%CD-SEM・検査計測
10AMEC中国+39.3%エッチング・MOCVD
11ダイフク日本+16.0%ウェーハ搬送・自動化
12荏原製作所日本+41.2%CMP・ドライ真空ポンプ
13キヤノン日本+11.4%露光装置・先端パッケージ
14村田機械日本+35.7%クリーンルーム搬送システム
15Kokusai Electric日本-0.2%バッチ成膜・熱処理
出典:TechInsightsの2025年WFEランキングを基に作成。前年比は2024年との比較。

ランキングの詳細は、TECH+によるTechInsights調査の解説で確認できます。

1位はASML、売上高275億ドル

ASMLのWFE売上高は約275億ドルで、前年比16.8%増でした。最先端半導体の微細化に不可欠なEUV露光装置に加え、高NA EUVの売上貢献も始まっています。ASMLの2025年総売上高は327億ユーロで、前年比15.6%増でした。

関連記事:ASMLってどんな会社?

2位はApplied Materials、3位はLam Research

Applied Materialsは約210億ドルで2位を維持しましたが、前年比では1.9%減でした。一方、Lam Researchは前年比27.7%増と大きく伸びました。HBMや3D NANDでは積層数の増加に伴い、成膜・エッチング工程の重要性が高まります。

4位は東京エレクトロン、5位はKLA

東京エレクトロンは塗布・現像、成膜、エッチング、洗浄など幅広い前工程をカバーします。KLAは欠陥検査・計測・歩留まり管理で強く、微細化と先端パッケージの複雑化が需要を押し上げています。

中国勢はNAURAとAMECがTop10入り

6位のNAURAは前年比33.3%増、10位のAMECは39.3%増でした。中国国内の設備投資と製造装置の国産化が追い風となり、両社がTop10に入りました。上位5社の構成は変わらないものの、中国勢が売上規模を急速に拡大しています。

日本企業はTop15に8社

日本企業は東京エレクトロン、SCREEN、日立ハイテク、ダイフク、荏原製作所、キヤノン、村田機械、Kokusai Electricの8社です。総合力の東京エレクトロンだけでなく、洗浄、検査計測、搬送、CMP、露光、バッチ成膜といった特定工程で強い企業が多い点が特徴です。

AdvantestとTeradyneがランキングにない理由

今回のTop15は、ウェーハを加工する前工程装置(WFE)が対象です。半導体の電気特性を調べるテスト装置を主力とするAdvantestやTeradyneは、企業規模が縮小したためではなく、集計範囲が異なるため掲載されていません。

SEMIによると、2025年はテスト装置の販売額が前年比55%増、組立・パッケージ装置も21%増でした。AI半導体やHBMの普及で、前工程だけでなく後工程の装置需要も拡大しています。

2025年の半導体製造装置市場まとめ

  • 世界の半導体製造装置販売額は1351億ドルで、前年比15%増
  • 前工程装置のTop5はASML、Applied Materials、Lam Research、東京エレクトロン、KLA
  • 日本企業はTop15に8社、中国企業はNAURAとAMECがTop10入り
  • AI向け先端ロジック、HBM、先端パッケージ投資が市場拡大をけん引

市場全体の数値は、SEMIの2025年世界半導体製造装置市場統計を参照しています。

あさって
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