テラダインってどんな会社でしょうか?
あさって(@dopodomaniii)が解説します
半導体の自動検査装置、ハードディスクドライブ、回路基板、電子システムのシステム検査、デバイスの無線検査などの検査装置の設計、開発、製造、販売を手掛ける。電子部品の自動検査装置を世の中に送り出すことを目的に、米国マサチューセッツ州ボストンの学生街で生まれた。現在、その売上は、世界の半導体向け自動検査装置市場(ATE)で首位を誇る。ファブライト経営として製造は外部に委託する戦略をとる。
✔️ 半導体装置企業 テラダイン
会社名 | TERADYNE |
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会社名(日本語) | テラダイン |
本社 | ノースレディング (米国マサチューセッツ州) |
設立年 | 1960年 |
CEO | Mark E. Jagiela |
従業員数 | 5600人(2021年4月1日現在) |
取引市場 | NASDAQ |
証券コード | TER |
時価総額 | – |
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の構成銘柄
✔️ 事業セグメント
- 半導体テスト 売上の60%
- システムテスト
- ストレージテスト
- 防衛/航空宇宙
✔️ 製品
- 半導体テストシステム
- ストレージテストシステム
- 防衛/航空宇宙テスト計装およびシステム
- 回路基板のテストおよび生産ボードテストシステム
- ワイヤレステストシステム。
- 産業オートメーション製品
✔️ 主要顧客
- TSMC
- ファーウェイ
5社の顧客で収益30%を占める
✔️ 競合
半導体テストセグメント
- Advantest Corporation
- Cohu、Inc
システムテストセグメント
- Keysight Technologies
- Advantest
- Test Research
- SPEA SpA
ワイヤレステストセグメント
- Rohde&Schwarz
- アンリツ社
- キーサイトテクノロジーズ社
- ナショナルインスツルメンツ社
- ウェルゼック
- iTest
産業用オートメーションセグメント
- KUKA Robotics Corporation
- ABB
- FANUC
- Yaskawa ElectricCorporation
- Techman
- Doosan
- AUBO Robotics
- Omron
- Fetch
- OTTO Motors
- Vecna
- Seegrid
- Balyo
✔️ 製造拠点
中国とマレーシア委託製造業者
装置の組み立ての一部はテラダインの熊本工場で手掛けるが、装置に使う実装基板の生産は中国やマレーシアに工場を持つ受託製造サービス(EMS)企業にすべて委託している
✔️ 買収
- 2010年 LitePoint
- 2015年 協働ロボット世界大手のデンマーク、ユニバーサルロボットを買収
- 2019年1月 Lemsys
テラダインは効率よく生み出した資金をM&Aに投じて事業の多角化を進め、さらなる現金創出力につなげる好循環を築こうとしている。
✔️ 成長性
2024年1〜3月期決算では売上高は前年同期比3%減の5億9981万ドルと、市場予想(5億6630万ドル程度)を上回った。4〜6月期の売上高は6億6500万〜7億2500万ドルになると見込む。市場予想(6億3650万ドル程度)を上回る見通しだ。
2021年10~12月期決算と合わせて発表した22年1~3月期見通しが市場予想を大幅に下回った。1~3月期の売上高は前年同期比2~10%減の7億~7億7000万ドル、市場予想(8億7829万ドル、1.30ドル)を大幅に下回った。半導体企業による先端技術の回路線幅3ナノ(ナノは10億分の1)メートル製品の大量生産が23年になる見通しで、新規の計測機購入が先送りされる。
Nikei
粗利益率
同業種の半導体装置メーカ ASML AMAT LAM KLAと比較してよい粗利率
営業利益率
営業利益率は近年改善している
ROA
ROAも近年改善している
負債比率
負債比率は非常に低いASMLやAMATのような資本規模がないので大きくは稼げていないが半導体出荷が伸びるとテストの需要も高まるので引き続き成長はしていきそう
✔️ 株価
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