インテル(INTC)ってどんな会社?

企業分析

インテルってどんな会社ですか?

あさって
あさって

あさって(@dopodomaniii)が解説します

✔️ 半導体企業 インテル

会社名INTEL CORPORATION
(インテル)
本社サンタクララ
(米国カリフォルニア州)
設立年1968年
CEOパット・ゲルシンガー
(2021年2月–)
従業員数110,600人
(2020年12月現在) 
取引市場NASDAQ
証券コードINTC

IDMではあるが、製品全体の20%を外部ファウンドリで運営している。

インテルは欧州に半導体工場を2カ所建設すると発表した。投資額は今後10年で800億ユーロ(約10兆円)に上る可能性があるという。ミュンヘン国際自動車ショーの基調講演で、パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)が方針を明らかにした。

Nikkei

✔️ 事業セグメント

  • クライアントコンピューティング事業
  • データセンター事業
  • IOT事業
  • モービルアイ
  • プログラマブルソリューション

✔️ 主要製品

クライアント向け(PC・ノートPC向け)

世代コードネーム発売年プロセスノードソケットDRAM
第6世代Skylake2015年14nmLGA1151DDR4
第7世代Kaby Lake2016年14nm+LGA1151DDR4
第8世代Coffee Lake2017年14nm++LGA1151v2DDR4
第9世代Coffee Lake Refresh2018年14nm++LGA1151v2DDR4
第10世代Comet Lake2019年14nmLGA1200DDR4
第11世代Rocket Lake2021年14nm+++LGA1200DDR4
第12世代Alder Lake2021年Intel 7(10nm)LGA1700DDR4 / DDR5
第13世代Raptor Lake2022年Intel 7(10nm)LGA1700DDR4 / DDR5
第14世代Raptor Lake Refresh2023年Intel 7(10nm)LGA1700DDR4 / DDR5
Core Ultra 第1世代Meteor Lake2023年Intel 4 (7nm)
TSMC N5
[Foveros 3D]
LGA1851
LPDDR5 / DDR5
Core Ultra 第2世代Arrow Lake2024年後半Intel 20ALGA1851DDR5
Core Ultra 第3世代Lunar Lake2024~2025年?Intel 18ALGA1851LPDDR5X / DDR5
未定Panther Lake2025年?Intel 18A未定DDR5
未定Nova Lake2026年?Intel 14A または TSMC 2nm未定未定

データセンター・サーバー向け

世代コードネーム発売年プロセスノードソケットDRAM
第5世代 XeonSapphire Rapids2023年Intel 7(10nm)LGA4677DDR5
第5世代 XeonEmerald Rapids2023年Intel 7(10nm)LGA4677DDR5
第6世代 Xeon(Pコア)Granite Rapids2024年
Intel 3
(Compute Tile)
Intel 7
(I/O Tile)
LGA7529
LGA4710
DDR5
第6世代 Xeon(Eコア)Sierra Forest2024年Intel 3(Compute Tile)
Intel 7(I/O Tile)
LGA7529
LGA4710
DDR5
第7世代 Xeon(Eコア)Clearwater Forest2026年Intel 18A未定DDR5
  • Sapphire Rapids(2023年): DDR5とPCIe 5.0に対応
  • Emerald Rapids(2023年): Sapphire Rapidsの改良版
  • Granite Rapids(2024年後半): Intel 3プロセス採用、HPC向け
  • Sierra Forest(2024年後半): 省電力特化のEコアXeon
  • Clearwater Forest(2026年): Intel 18Aプロセスを採用する次世代。
あさって
あさって

P-CoreとE-Coreの2ライン戦略を強化しながら、AI・HPC・エッジ向けの最適化を進めている状況

AI・アクセラレーター

世代コードネーム発売年プロセスノードアーキテクチャ用途
第1世代Gaudi2020年16nm (TSMC)Tensor Processing CoreAIトレーニング / 推論
第2世代Gaudi 22022年7nm (TSMC)Improved Tensor Core大規模AIトレーニング
第3世代Gaudi 32024年後半Intel 3次世代Tensor Core生成AI向け
キャンセルFalcon Shores開発中止Intel 18A(予定)CPU + GPU + AI統合HPC / AIアクセラレーション
次世代Jaguar Shores2025年以降Intel 18AラックスケールAIソリューションクラウドAI推論 / トレーニング

✔️ 主要顧客

  • アリババ
  • 百度
  • マイクロソフト
  • Oracle

✔️ 競合

✔️ 買収

  • 2015年 アルテラ 167億ドル
  • 2017年3月 モービルアイ 153億ドル
  • 2020年 NAND&ストレージ事業を90億ドルで韓国SK hynixへと発表
  • 2021年 RISC-VチップデザイナーSiFiveを2億ドルで購入の噂

✔️ 製造拠点

インテルの製造拠点は 10 か所あり、6 つは前工程(ウエハー製造)、4 つは後工程(アセンブリー / テスト)

前工程

後工程

  • マレーシア
  • ベトナム
  • 成都 中国
  • コスタリカ
  • ポーランド(建設予定)
  • ニューメキシコ(建設予定)

✔️ 成長性&将来性

 2025年1〜3月期の売上高は前年同期比で微減の126億6700万ドルだった。4〜6月期の売上高は112億〜124億ドル(前年同期は128億ドル)にとどまると予想を示した。減収が5四半期続く見込みとなる。
 2024年10〜12月期の売上高は前年同期比7%減の142億6000万ドルとなり、市場予想(138億3000万ドル)を上回った。売上高を部門別でみると、主力のパソコン部門が9%減り、データセンター向けが3%減、半導体受託生産(ファウンドリー)は13%落ち込んだ。

 2024年7〜9月期決算は、最終損益が166億3900万ドル(約2兆5000億円)の赤字だった。最終赤字は3四半期連続で、同社として過去最大だった。7〜9月期の売上高は前年同期に比べ6%減の132億8400万ドルだった。

 2023年10〜12月期決算は、最終損益が26億6900万ドル(約3900億円)の黒字(前年同期は6億6400万ドルの赤字)だった。売上高は前年同期比約10%増の154億600万ドルと8四半期ぶりの増収を確保した。だが2024年1〜3月期の売上高見通しは122億〜132億ドルと市場予測を下回わった。

2021年7~9月期決算は、売上高が前年同期比5%増のとなり、191億92市場予想(182億4000万ドル)を上回った。純利益は60%増の68億2300万ドルとなり、5四半期ぶりに増収増益に転じた。

2021年10~12月期決算は売上高が前年同期比3%増の205億2800万ドル(約2兆3500億円)だった。製造原価や研究開発費が膨らみ、純利益は同21%減の46億2300万ドルとなった。

Nikkei

AMDとの比較

✔️ 株価

あさって
あさって

ご覧いただきありがとうございます。
よろしければ、シェアお願いします。

タイトルとURLをコピーしました