半導体企業としてサムスン電子ってってどんな会社でしょうか
あさって(@dopodomaniii)が解説します
✔️企業概要 サムソン電子
会社名 | Samsung Electronics |
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会社名(日本語) | サムスン電子 |
本社 | 水原市 (韓国) |
設立年 | 1969年 |
従業員数 | 287439人(2020年現在) |
取引市場 | KRX / LSE |
証券コード | 005930 / SMSN |
時価総額 | – |
✔️事業セグメント
- 家庭用電化製品(CE)部門:デジタルTV、モニター、エアコン、冷蔵庫
情報技術およびモバイル通信(IM)部門:携帯電話、通信システム、コンピューター - デバイスソリューションDS部門: メモリ、ファウンドリ、システムLSI & ディスプレイ製品
DRAMの利益率が54%であるのに対して、NANDは30%と収益性の差は大きい
- ハーマン部門: オーディオ・ブランド
✔️製品
デバイスソリューションDS部門 全体売上の40% (そのうち半導体事業は約33%)
メモリ製品
- DRAM
- NAND
非メモリ製品(システムLSI)
- モバイルAP Exynos
ファンドリービジネス
✔️主要顧客
アップル
IBM: サーバー用CPU「POWER10」サムスンの7nmプロセス
✔️競合
- SKハイニックス
- マイクロンテクノロジー
✔️製造拠点(半導体)
前工程(ウェーハ)
- 平沢(ピョンテク)市
- ファンドリー
- S5, S6 12インチ
- ファンドリー
2017年に操業した世界最大の半導体工場 3カ所目で広さ290万平方メートルで工場6棟が稼働予定で、現在4棟目の建設が進む2024年時点でまだ2棟分の増設余地がある。 P4 の PH2は半導体受託製造専用ライン、PH3はDRAMなどのメモリ生産ライン。
- 器興(キフン)市
- ファンドリー
- S1 12インチ
- 6line 8インチ
- ファンドリー
- 華城(ファソン)市
- ファンドリー
- S3 12インチ
- S4 12インチ CMOSイメージセンサ
- ファンドリー
ソウル近郊の京畿道龍仁(ヨンイン)市に710万平方メートルの用地を確保し、半導体生産の計5棟の受託生産工場を工場棟を順次建設する。新拠点では半導体メモリーも一部生産するもよう。1棟目の生産開始時期は2029年ごろになる見込み。2042年までの総投資額は300兆ウォンに達する見通し。2023年3月発表
平沢(ピョンテク)
器興(Giheung)
華城(Hwaseong)
- テキサス州オースティン アメリカ
- ファンドリー
- S2 12インチ
- ファンドリー
- テキサス州テイラー
- ファンドリー
170億ドル投資し新工場を2024年に稼働する計画
- 中国 西安市
- NAND
半導体ファンドリー事業は2020年下半期に量産開始した5nm品の歩留まりが上がらず、最大顧客のクアルコムに対してスマートフォン用半導体を安定供給できなかった。クアルコムは結局、2021年秋にTSMCへの委託量を増やし、サムスンの失注へとつながった。
後工程(パッケージング)
- 蘇州市 中国
- 忠清南道牙山市 温陽事業場
高帯域幅メモリ(HBM)を6個以上搭載可能な2.5Dパッケージング技術である'H-Cube'などR&D強化に注力している。
サムスン電子の関連会社で電子部品などを手掛けるサムスン電機はベトナムに半導体パッケージの先端基板の量産ラインを整備する。投資金額は8億5000万ドル(約980億円)。2023年下半期に量産を始め、スマートフォンやパソコンなどに使う高性能基板を供給する。
Nikkei
✔️買収
2017年3月 ハーマンインターナショナル
✔️成長性
2024年4〜6月期の純利益は前年同期の約6.2倍となる9兆6427億ウォンだった。主力の半導体部門の好調が収益を押し上げた。売上高は前年同期比23.4%増の74兆683億ウォンだった。市場予想(売上高は約73兆8900億ウォン、純利益は約7兆9300億ウォン)を上回った。営業利益は10兆4439億ウォンと、前年同期の15.6倍に達した。
2021年7~9月期の連結営業利益は前年同期比28%増の15兆8000億ウォン(約1兆4800億円)だった。半導体部門の売上高は40%増の26兆4100億ウォンだった。売上高営業利益率は38%と、4~6月期と比べて8ポイント上昇した。半導体受託生産中心の非メモリー分野は7~9月期に売上高が初めて5兆ウォンを突破した。2021年12月期の部門別業績で、半導体事業の営業利益は前の期比55%増の29兆2000億ウォン(約2兆8000億円)だった。半導体売上高は29%増の94兆1600億ウォンで、3期ぶりに過去最高を更新。半導体の売上高で米インテルを上回り、世界首位に返り咲いた。売上高営業利益率は31%と前の期から5ポイント上昇した。 世界的な半導体不足を背景に受託生産事業も好調だった。ただ21年10~12月期はNAND型フラッシュメモリーを生産する中国・西安市の半導体工場がロックダウン(都市封鎖)で減産を強いられ、7~9月期比で減収減益だった。部品不足で顧客のスマホ生産が滞り、メモリー出荷がやや低迷した影響もあった。 21年12月期の半導体部門の設備投資は前の期比33%増の43兆6000億ウォンと過去最高を記録した。先端生産技術の「極端紫外線(EUV)」設備導入などで、投資規模は拡大し続けている。
Nikkei
✔️株価
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