ローツェって半導体企業としてどんな会社でしょうか?
あさって(@dopodomaniii)が解説します
主力は半導体ウエハ搬送装置のロボットメーカー。半導体関連(ウエハ搬送システム、大気用搬送ロボット、真空用ウエハ搬送装置)、FPD関連(大型ガラス基板搬送機)、モータ制御機器の製造販売。半導体ウエハ搬送システムは世界トップクラス。
✔️ ローツェ
企業概要
会社名 | ローツェ株式会社 (RORZE Corp.) |
---|---|
本社 | 福山市 (日本広島県) |
設立年 | 1985年 |
社長 | 藤代 祥之 (2015年–) |
従業員数 | 2,473人 (2021年2月28日現在) |
取引市場 | 東証一部 |
証券コード | 6323 |
本社地図
✔️ 事業セグメント
- 半導体・FPD関連装置
- ライフサイエンス事業
✔️ 買収
特になし
✔️ 主要顧客
- Applied Materials
- Samsung Display
- Taiwan Semiconductor Manufacturing
- Samsung Display Vietnam
✔️ 子会社
連結子会社
- ローツェライフサイエンス
持分法適応会社
なし
✔️ 製品(半導体)
- ウエハソータ・EFEM・大気ロボット・真空ロボットなどのウエハ搬送装置
- ガラス基板搬送装置
ローツェの搬送装置は真空を保つ技術に定評があります。
✔️ 競合 (半導体)
- ブルックスオートメーション
✔️ 製造拠点 (半導体)
- 本社工場:広島県福山市
- 九州工場:熊本県合志市
九州工場(熊本県合志市)の生産能力を増強する。3億円を投じて改修工事を2022年8月から始め、工場の2階部分に装置を組み立てるクリーンルームを新設する。クリーンルームの床面積は現在の約2倍となる。 同工場は延べ床面積6600平方メートルで、2022年6月末時点で29人の従業員が勤務している。2016年の熊本地震で2階部分が大きく損壊し、地震後は倉庫として活用してきた。現在のクリーンルームの床面積は1階部分の1070平方メートルで、今回の改修で2階部分に1130平方メートルのクリーンルームを新設する。工期は2022年11月末までを予定する。
Nikkei
- ハイフォン市 ベトナム
- 新竹市 台湾
- 京畿道龍仁市 韓国
半導体関連装置の7~8割をベトナムで生産し生産能力を集中させている。ベトナムの従業員数は約2200人で、グループ全体の7割を超える。2022年夏にベトナムに新工場を立ち上げ、増産に備える。
✔️ 成長性&収益性
2024年3~5月期の連結決算は、前年同期比75.5%増の293億円、純利益は同146.7%増の88億円と好調だった。
Nikkei
2022年3~5月期の連結決算は、純利益が前年同期比90%増の51億円だった。売上高は50%増の216億円、営業利益は77%増の50億円、経常利益は2倍の71億円だった。3~8月期の見通し(89億円)に対する進捗率は約58%に達したものの、23年2月期の連結純利益は前期比42%増の181億円と据え置いた。
2022年2月期の連結決算は、純利益が前の期比98%増の128億円となり、4期連続で過去最高を更新した。売上高は32%増の670億円だった。営業利益は70%増の158億円だった。2023年2月期の連結純利益は前期比42%増の181億円、売上高は32%増の887億円を見込む。
2021年3~11月期の売上高は22%増の465億円、営業利益は45%増の107億円だった。主力の半導体関連装置が好調に推移した。米半導体製造装置大手のアプライドマテリアルズ向けの販売が伸びた。
✔️ 株価
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