半導体企業としてレーザーテックってどんな会社でしょうか?
あさって
あさって(@dopodomaniii)が解説します
半導体検査・測定装置メーカー。最先端の光応用技術を用いた独自の検査・測定装置を提供している。レーザー顕微鏡を出発点に、光応用技術(共焦点光学系技術、DUV/EUV光学系技術、光干渉計技術)を核に検査・計測装置を開発。世界で初めて検査光源にEUV光を採用した「EUVマスクブランクス欠陥検査」を開発。
✔️ 企業概要 レーザーテック
会社名 | レーザーテック株式会社 (Lasertec, Corp.) |
---|---|
本社 | 横浜市 (日本神奈川県) |
設立年 | 1960年 |
社長 | 岡林 理 (2009年7月–) |
従業員数 | 448人 (2021年6月30日現在) |
取引市場 | 東証一部 |
証券コード | 6920 |
「レーザーテクの岡林理社長は、製造過程で極端紫外線(EUV)露光技術を採用する(半導体メモリーの)DRAMメーカー向けに、検査装置の納入を開始したことをインタビューで明らかにした」
Bloomberg
✔️ 事業セグメント
- 半導体関連の検査・測定装置の設計、製造、販売
- マスク(ウェーハに回路パターンを転写させる際の原版)
- ブランクス(回路パターン形成前のマスク材料)
- ウェーハ(半導体が作られる基板)
半導体マスク関連の検査装置は世界シェア80%、マスクブランクス欠陥検査装置は世界シェア100%
✔️ 製品
- EUVパターンマスク欠陥検査装置
- EUVマスクブランクス欠陥検査装置「ABICS E120」
- アクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置「ACTIS A150」
あさって
DeepUV光源, EUV(極端紫外線)光源の装置両方扱っています。EUV用の半導体マスクの検査装置で高いシェアを誇っているため、オランダASML同様EUV関連企業として注目されています。
- FPD用マスク欠陥検査装置
✔️ 主要顧客
- Taiwan Semiconductor Manufacturing
- インテル(Intel)
- Samsung Electronics
✔️ 競合
- KLA・テンコール
- 日立ハイテクノロジーズ
✔️ 子会社
- Leasertec USA
- Leasertec Korea
- Leasertec Taiwan
✔️ 製造拠点
- 神奈川県横浜市
生産設備をほとんど持たない「ファブライト」のため生産は外部企業へ委託
167億円を投じて横浜市港北区に研究開発(R&D)拠点を設けると発表した。外部に分散保有していたR&Dスペースや資材置き場を集約する。先端半導体の需要の高まりを背景に、同社はマスク検査装置などの事業拡大を見込む。敷地面積は約1万5830平方メートルで、建物延べ床面積は約2万8822平方メートル。
Nikkei
✔️ 買収
買収は特になし
- 1960年に東京ITV研究所として創業、X線テレビの開発を行う。
- 1962年に日本自動制御へ組織変更
- 1986年に現社名へ変更
✔️ 成長性
2021年7~12月期連結決算で純利益が前年同期比16%増の97億円だったと発表した。売上高は15%増の369億円、営業利益は6%増の128億円だった。今期の純利益見通しは前期比9%増の210億円に据え置いた。
2022年6月期(の受注高計画を2000億円と、従来予想(1600億円)から引き上げた。21年7~12月期の受注高は前年同期比3.1倍の1788億円、受注残高が同2.3倍の2777億円だった。
Nikkei
✔️ 株価
あさって
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