インフィニオン テクノロジーズってどんな会社でしょうか?
あさって
あさって(@dopodomaniii)が解説します
ドイツの総合電機メーカーでシーメンスから分離・独立して誕生した会社。半導体市場全体では世界シェア2%台で売上高で10位クラスの中堅メーカー、パワー半導体に限れば3割近いシェアを持つ首位の企業です。
✔️半導体企業
会社名 | Infineon Technologies (インフィニオン テクノロジーズ) |
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本社 | ノイビーベルク (ドイツ バイエルン州) |
設立年 | 1999年 |
CEO | ラインハルト・プロス (2012年10月-) |
従業員数 | 約46,700人 (2020年9月30日現在) |
取引市場 | Frankfurt Stock Exchange (FSE) |
証券コード | IFX |
✔️事業セグメント
- オートモーティブ (ATV) 事業本部
- インダストリアルパワーコントロール (IPC) 事業本部
- パワーマネジメント&マルチマーケット (PMM) 事業本部
- デジタルセキュリティソリューションズ (DSS) 事業本部
✔️製品
- 自動車用半導体
- IGBT
- IPM
- IGBTモジュール
- MOSFET
- powerIC
- MEMS
- セキュリティIC
- Wi-Fi IX
SiC基板は内製しておらず、クリーや昭和電工、米GTアドバンスト・テクノロジーズと長期供給の契約を結んでいる。
- マイコン
従来のXMCマイコンに加え、買収したCypressのpSoC、それ以前の旧富士通系のFMシリーズマイコンを融合・拡張性を持つ新マイコンを開発している
✔️競合
- Samsung
- Analog Devices
- NXP
- ON Semiconductor
- Renesas
- ST Microelectronics
- テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)
✔️製造拠点
✔️買収
- 1999年 シーメンスから分離・独立して誕生した
- 2004年 ADMtek
- 2006年5月 導体メモリ部門を新子会社キマンダ (Qimonda AG) 分割
あさって
巨額投資が必要なDRAMメモリー事業の苦戦で財務を傷めていたメモリー事業は2001年には東芝との統合交渉が頓挫しました。2006年にキマンダ社として分離したものの、2009年に破綻。株式評価損などで2009年9月期まで5期連続の最終赤字に転落した。
- 2011年1月 無線ソリューション事業 (WLS) 約14億米ドルインテルに売却
- 2015年1月 インターナショナル・レクティファイアー 約30億米ドル
- 2016年7月 米国クリー (Cree) 社からパワー&RF事業部として分社化した、Wolfspeed社を8億5000万米ドルで買収すると発表 →中止
- 2016年10月 (MEMSおよびLiDARシステム)イノルスBVの買収
- 2016年 米 ウルフスピード買収を試みるも、米政府の懸念により断念
- 2018年11月 独シルテクトラ
あさって
シルテクトラの、SiC基板を薄くスライスする技術「コールドスプリット」により、し基板の調達量を抑える計画です。
- 2020年4月 サイプレス・セミコンダクターを買収
✔️株価
あさって
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