半導体企業としてディスコってどんな会社でしょうか?
あさって
あさって(@dopodomaniii)が解説します
半導体製造装置(精密加工装置)及び砥石や刃などの消耗品を製造販売する機械メーカー。1937年、第一製砥所を広島県呉市で創業。米国法人は社名の英語表記からDISCOを使用、1977年に現社名に変更した。「ダイシング(切断)、グラインディング(薄化)、ポリッシング(研磨)」に特化。半導体シリコンウェハーの切断装置・研削装置・研磨装置は世界トップ。
✔️ 企業概要 ディスコ
会社名 | 株式会社ディスコ (DISCO Corp.) |
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本社 | 大田区大森北 (日本東京都) |
設立年 | 1937年 |
CEO | 関谷 一馬 (2009年4月–) |
従業員数 | 4,019人 (2021年1月31日現在) |
取引市場 | 東証一部 |
証券コード | 6146 |
装置だけでなく、消耗品の販売によって事業を安定化している
✔️ 事業セグメント
- 精密加工システム事業
✔️ 製品
- 精密切断装置(ダイシングソー、レーザソー)
- 素材研削装置(グラインダ)
- 完全乾式研磨機(ポリッシャ)
ウエハーをチップに切り分けるダイサー、ウエハー薄く削るグラインダ
✔️ 主要顧客
売上高の10%以上を占める顧客はいない
✔️ 競合
- 東京精密
✔️ 子会社
- ダイイチコンポーネンツ
- ディスKMMファクトリーズ
✔️ 製造拠点
- 東京都大田区
- 広島県呉市
✔️ 買収
特になし
✔️ 成長性
地域別売上高で中国ら3割超を占める
2024年4〜9月期決算は売上高が前年同期比42%増の1790億円、純利益は63%増の534億円だった。同期間として最高益を更新した。
2021年7~9月期の営業利益は210億円以上、売上高は650億円以上になり、それぞれ四半期として過去最高を更新した。2021年4~12月期の連結業績予想を開示し、純利益は前年同期比66%増の426億円になるとの見通しを示した。売上高は前年同期比38%増の1756億円、営業利益は同60%増の588億円を見込み、4~12月期の出荷額は1851億円を予想する。メモリーや演算半導体の増産で加工装置の引き合いが高水準で推移。2022年3月期の連結純利益について前期比54%増の602億円になる見通しだと発表した。売上高は同33%増の2431億円、営業利益は同57%増の833億円を見込む。今期の出荷額は2554億円を予想する。半導体の増産や脱炭素関連投資で加工装置の引き合いが増える。22年3月期は2期連続で最高益を更新。半導体不足の解消には時間がかかり、23年3月期も装置市場は堅調を維持。チップを3次元に実装して高性能化する技術で研削装置などの販売が増える。
Nikkei
✔️ 株価
あさって
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